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富山大学芸術文化学部 × (株)今井機業場

テーマ:LIFESTYLE PRODUCT
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富山大学芸術文化学部で「デザイン展開(プロダクトデザイン実習)」を学ぶ19名の学生が、ニット生地の開発・製造を行う今井機業場と連携。「LIFESTYLE PRODUCT」をテーマに、特殊機能性繊維の可能性を追究した新商品を提案しました。ガイダンスおよび企業見学にて連携企業についての理解を深めたのち、コンセプト立案、デザイン制作を実施。企業メンバーと連携しながら、デザインをブラッシュアップしていきました。中間プレゼンテーションを経て後半は、実販売に向けての広報ワーク。企業公式インスタグラムの記事を作成するなど実践的な取り組みを行いました。最終プレゼンテーションは三井アウトレットパーク北陸小矢部のアート&デザインコミュニティスペース「Meets GEIBUN」で実施。プロトタイプの成果展も開催しました。

提案

【つつむ】
今までビジネスシーンを支えてきたトリコットシャツを、より多くのライフスタイルシーンへ展開させるべく、「支える」という言葉を「つつむ」という言葉に置き換えて、人々の暮らしのつつみ方を探ります。
【ありのまま】
コロナが流行したことにより、私たちは家にいることが増えてしまった。自分たちのライフスタイルが急激に変化してしまい、家の中だと気分が落ち込んだりすることがある。そこで、靴下で気分を上げることができないか、と考えた。
【快適】
コロナ禍の影響で、大切な人と当たり前に会えていたあの頃から一転、なかなか会えない遠い存在になってしまった。気持ちを伝えることも前に比べて減ってしまった気がする。「いつもありがとう。」「がんばってね。」伝えたい気持ちはたくさんあるのに。でも、改めて言葉で伝えるのってムズカシイし、ハズカシイ。“言葉”を“贈り物”として伝えてみるのはどうだろう?靴下の贈り物。それは、贈った私と履いてくれるあなただけがわかる、特別なコミュニケーション。
【ライフスタイルの解放】
コロナ禍により、私たちの生活は大きく変化しました。会いたくても会えない人。急に増えた家族との時間。マスクで表情の分からない会話。慣れないオンラインでの話し合い。意識すればするほど難しく感じるコミュニケーション。そんな今だからこそ “ 靴下でコミュニケーション ” してみませんか。

国立の総合大学、富山大学の1学部として、芸術文化の「つくり手」「つかい手」「つなぎ手」の育成というビジョンのもと、専門的な教育と幅広い教養との融合教育を行っている。

富山大学芸術文化学部

(株)今井機業場

創業71年の富山県南砺市にある経編ニット生地(トリコット)工場。会社メンバーの平均年齢は36歳と若く、”まっしろからはじめよう”のスローガンの下、ニットの新しい価値を追究している。

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