現代の日常生活の中では身につけることが少ない足袋。その足袋を、宿泊施設のルームシューズとして使用することを考えました。
ホテルや旅館での宿泊は、その土地特有の特産に触れ、普段暮らす日常とは違う非日常を楽しむという需要があります。
藍染め製品も足袋も今となっては非日常的な物になりつつありますが、宿泊中に体験することで、非日常の特別体験に繋がると考えます。
更に、今回制作した足袋は普通の足袋と形が異なり、こはぜではなく帯で足首を締める形になっています。自由度も高く、自分の好きな形に帯を締めることができます。