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About

「とやまデザイン・トライアル」

ABOUT TOYAMA DESIGN TRIAL

伝統工芸産業と先端技術産業、両方の産業資源を有する富山県。

 

伝統工芸産業は、技術を受け継ぎながらも、現代の生活様式にあったブランドや製品を開発し、多くの革新を生み出しています。また、先端技術産業は、次世代の成長産業の柱として、医療、薬、精密機械、ロボット、繊維などの分野で各社独自の製品づくりを行っています。

富山県総合デザインセンターは、富山から発信するデザインムーブメントとして、主軸事業「富山デザインウエーブ事業」(1990年~)のほか、県内のものづくり企業とデザイナーの連携を推進し、時代にあった商品開発を行うための様々な支援を実施してきました。

活動を続けるなかで見えてきたのは、デザインの重要性を認識し成果をあげる企業の特徴は、外部デザイナーの窓口となるデザイン人材が社内に存在するということ。一方、特に中小企業では、デザイン系人材の確保が難しいという課題があります。このような背景から2016年度に始まったのが当事業です。

富山県内のものづくり企業を対象に、県内外のデザイン系大学の学生等から商品開発に向けたアイデア等を提案してもらい、人材育成の機会とするとともに、企業のデザイン人材確保を支援するためのマッチングを行っています。

これまでの取り組み

HISTORY

2016

2018

2017

2019

2020

2022

2021

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デザイン系大学教員とのネットワーク形成会議を東京・富山で開催。デザイン人材の育成やキャリアをサポートする上での課題や施策案などについて意見交換を行いました。あわせて、富山では県内のものづくり企業を教員の方々に視察いただいたほか、助野(株)×富山大学芸術文化学部によるワークショップ(ギフト靴下の制作)を行いました。

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武蔵野美術大学造形学部×高岡銅器企業(真鍮鋳物のプロダクト制作)、富山大学芸術文化学部×(株)山田写真製版所(富山県美術館ショップの包装紙制作)の2つのワークショップと、長岡造形大学の学生による「富山県企業見学会」を実施。今後、県内企業への就職を考える学生に配布するための、企業見学会の内容をまとめたパンフレットを製作しました。

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金沢美術工芸大学 ×(株)ウイン・ディー(デジタルモデリングによる制作)、京都工芸繊維大学×井波彫刻協同組合(工芸の深化)、富山大学芸術文化学部×助野(株)(ギフト用靴下のデザイン提案)、法政大学デザイン工学部×(株)能作×(株)ナンゴー(産業シーズを発展させたプロダクトとブランド開発)の4つのワークショップを実施しました。

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金沢美術工芸大学 ×(株)ウイン・ディー(デジタルモデリングによる制作)、武蔵野美術大学×(株)平和合金(富山の伝統工芸「鋳物」を学ぶ)、富山大学芸術文化学部×(株)カイスイマレン(3Dプリンターを使った子供向け水遊び用玩具のデザイン提案)、の3つのワークショップを行いました。

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金沢美術工芸大学 ×(株)ウイン・ディー(デジタルモデリングによる制作)、富山大学芸術文化学部×IAAZAJホールディングス(株)(自社アパレルブランドの新展開)、法政大学デザイン工学部×新光硝子工業(株)(産業シーズを発展させてプロダクトとブランドの開発)の3つのワークショップを行いました。

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金沢美術工芸大学 ×(株)ウイン・ディー(デジタルモデリングによる制作)、富山大学芸術文化学部× (株)助野(コロナ禍で靴下ができること。)に加え、県内外のデザイン系大学の学生を対象とした、県内8企業へのオンラインインターンシップを開催しました。

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富山大学芸術文化学部×(株)今井機業場(株)(LIFESTYLE PRODUCT)とともに、県内外のデザイン系大学の学生および社会人5年目までの若手デザイナーも対象としたインターンシップを開催。実際に富山県を訪れ、企業の現場で体験型ワークショップ等を実施しました。

History
2020 Project

2023 PROJECTS

2023年度は、初年度から実施している北陸地域の産学官連携ワークショップのほか、ものづくり技術をはじめとした特色ある仕事を体感してもらいながら地方への就職意欲の高い学生と県内企業とのマッチングをはかるため、学生のほか社会人5年目までの若手デザイナーも対象とし、実際に富山県内の特色ある企業の現場で体験型ワークショップ等を実施しました。

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富山県総合デザインセンター

1999年に創設した、デザインを専門とする公設試験研究機関。デザイン性に優れた商品の共同開発や販路開拓の支援、デザイン人材の育成などに取り組んでいます。商品化を目的とした「富山デザインコンペティション」のほか、様々な支援活動を実施。また、近年は激変する市場環境に対応すべく、デザイン交流拠点「クリエイティブ・デザイン・ハブ」、バーチャルリアリティのコンテンツ制作システムや大型スクリーンを使ったシミュレーションの環境を備えた「バーチャルスタジオ」を整備し、先端産業とデザインの融合や異業種連携による新商品開発・新事業創出をめざしています。

問合せ先:富山県総合デザインセンター
TEL 0766-62-0510(平日 9:00〜17:00)
www.toyamadesign.jp
主催:富山県

事業受託者:合同会社テクスチャ

Toyama Design Center
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